僕は大学生の時にあまり勉強をしなかった。そのため社会に出てから、とても苦労したが継続的に勉強するという習慣を身につけることが出来たのは良かったと思う。最初の会社内での異動がきっかけになったのは間違いないので、そこは感謝している。
色々な実践や経験の中から学んだことや、人に教えて貰って習得したものも多いが一番基礎となる部分は自分で本を買って来て繰り返し勉強したことが大きい。部下を持つようになると仕事は大きく変わるので、その前に「芯」を形成しておきたい。
僕がおススメしたいのは、鳥原隆志さんが推奨する「インバスケット・トレーニング」だ。これで経営者の仕事の中身を理解したり、会社の中で生き抜いていく思考回路が出来たら良い。それが「芯」になって何事にも対応して行けるのだから。
鳥原隆志さんの著書を紹介します
- 作者: 鳥原隆志
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2011/06/01
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トップ1%に上り詰める人が大切にしている 一生使える「仕事の基本」
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いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~
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実は管理者の仕事の中身は「決める」ということ
究極ではあるが、管理者の仕事は「決める」ということに尽きる。自分なりの基準を持って、想定される事象を集めて、会社の方針やそのプロジェクトの位置を理解して、どんどん「決めて」やるのが仕事なのである。
もちろん、リスクも多い。不安もある。しかしそれをものともせずに、こうだと言い切って推進して行く。さらには、その決断が間違いではないように最短距離で進んでいく露払いもしなくてはならないのだ。「決める」ということは、疲れる仕事なのだ。
では、どうしたら「決める」ことが出来るか?
1、テンプレートを作っておく。
2、常識と上司を有効活用。
3、分身の術を使う。
9割はルーティンな「決める」ことなので、テンプレートを作っておき、枠線に数字と内容説明をいれるだけで、結論までまっしぐらというツールを作っておくのだ。この部分の効率化は絶対にはずせない。
そして、「常識」と「上司」。これは水戸黄門の印籠の様なものだ。あとひと押しというときに、これを出す。
最後は「分身の術」。これはテンプレートをより有効に使うことになる。あなたの部下があなたと同じ考えで判断をしてくれるようになれば、あなたが2人いることになるのです。世界中の指導者たちが、これを目指してます。
ということで、まずは「自分磨き」
わかりましたでしょうか?こういう状態に持って行くためにも、まずは「自分磨き」です。連休中に読書したり、勉強している人も多いと思います。その目的はこれですよね?みなさん、コツコツ頑張ってくださいね。