僕たちは「好きなこと」が「うまくいく」ことに大きな快感を覚える。そこは、人間の性なので、避けて通る事はできないようだ。ゴルフが好きな人が、良いスコアを出す。料理が得意な人が、みんなに美味いと言ってもらう。このことだ。
わかりやすく分類するために、以下のようにまとめると、
- 「好きなこと」が、思い通りいく。
- 「好きなこと」が、思い通りいかない。
- 「嫌いなこと」が、思い通りいく。
- 「嫌いなこと」が、思い通りいかない。
多くの人が3番4番について「そんなことどうでも良いわ!」と思う。ということは、3番4番は同じ位置にいる。それを考えると、1番2番も同じ位置にいなくてはならないはずなのに、人はここに大きなストレスを感じる。
ともすると、1番の「好きなこと」が思い通りにいかないのなら、努力もしないほうがましだという思考に陥ってしまうことがある。「どうせ、思い通りの良い結果が出ないんでしょ?」「やっぱりね!」と結果を結びつけてしまうのだ。
僕もそんな人間だった。高校時代にどんなに勉強しても結果が出なかった(笑)。そもそも勉強の仕方が間違っていたのだが、それを棚にあげて「どうせ、勉強しても結果が出ないのならやらないほうがまし」と、自分に言い聞かせたのだ。
思い返すと、ただ子供のようにすねていただけなのだが、僕はそこに全く気がつかずに時間だけを浪費して過ごしていた。とってもバカな青春時代を過ごした。でも、そこも僕の人格の一部になっているので、人生は面白い。
ちょっと話が逸れてしまったので、軌道修正します…汗
「好きなこと」を大事にしなくてはならない。その結果がどうあろうと、人生を楽しく過ごすエッセンスはそこに間違いなく存在する。そこに「結果」を直接的に求めてはいけない。「好きなこと」を「嫌いなこと」に変えてしまうからだ。
例えば、野球が好きだったら補欠で試合に出る事ができなくても「好き」で居続けよう。必ず自分に見合ったステージが見つかる。それは仕事も、恋愛も、趣味もすべてを包括するこの世の中の真理なのだ。
自分は一体何が好きなのか、内緒でノートに書き出そう。どんどん書いていると、隠していた自分が見えてきます。恥ずかしい自分が見えてきます。多くの人から評価されなくても、ごく一部で指示されれば良いのです。
ここをしっかり見極めて、心静かに、楽しく生きていきましょう(^ ^)
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