マジシャンのような心意気で行こう。
マジシャンは憧れの存在だ。
プロのマジシャンは凄いですよね。本物を見ても、テレビで見ても、スロー再生して見ても一度も見破れたことがないです。「種明かし」をしてもらっても、驚くような超人技ということがよくありますよね。
僕はプロマジシャンの前田知洋さんのファンです。著書も何度も読み返していて、色々な場面で参考にさせていただいてます。彼の取り組み方、考え方は卓越していて感動するものがありますから、ぜひぜひ一度読んでみてくださいね。
卓越した練習量と知識量
プロのマジシャンは適当にカードを掴んだ瞬間に何枚なのか分かるそうです。そうです、僕らとは全く次元が違う世界に住んでいるのです。次元の違う人たちに、次元の低い僕たちが驚かされているだけなのです。
ここには卓越した練習量と知識量があります。子供の草野球の試合でプロ野球選手が本気で投げたら誰も打つことすら出来ないでしょう。しかも変化球など投げられたら「手品じゃないか?」くらいに思うのではないでしょうか!
人を感動させたり、人を驚かせてお金をもらうようになるためには恐ろしいほどの練習量と知識量が要るのです。そして一段階上のステージに昇る必要があるのです。皆さん、お金をもらっている割には練習と知識が足りていないのではないですか?
知的な距離感とバランス
距離感って社会人にとってかなり大事なアイテムだと思います。上司と、部下と、お客様と、会社と自分なりの距離感を持つことが大切なんです。考えたこともありませんでしたが、僕は営業職を数年やってこの大切さを思い知ることになりました。
僕の20代の上司は「猛烈会社人間」でしたので、僕も同じようにその道に傾いていきました。しかし営業で成功している先輩が「そんなことではいけないよ!」と色々アドバイスしてくれたのです。その経験がとても役に立ちました。
距離感とバランス、そこに自分の力で何が出来るのかというエッセンスをちょっと加えるだけでやり方は決まってくるものなのです。無理ぜず、焦らず、自分をしっかり持っていれば負のスパイラルに入らずに済むのです。
最高のエンターテイメント
前田知洋さんの目指すところは「超一流のエンターテイメント」です。そうです、マジシャンの目指すところは、世界最高の舞台でお客様を楽しませて名声を得ることにあるのではないでしょうか。最高のギャラに比例するのかも知れませんね。
それでは僕たちも同じようにお客様をおもてなしする達人になりましょう。人によってお客様は変わるのでしょうが、言い訳をしないで自分のお客様を楽しませる努力をしましょう。そうしれば仕事自体が変わります。
そしてその心意気は必ず報われます。「自分はちゃんとお客様に喜ばれているのに報われない」という人は、お客様に喜ばれていないか、報われているのに気付いてないかどちらかです。報われているのに希望が高すぎるのも不幸な話なんですよ。
まとめとして
- 卓越した練習量と知識量
- 知的な距離感とバランス
- 最高のエンターテイメント
ここさえ押さえれば「プロ」として申し分ないのではないでしょうか?自分を磨き知識を蓄え、距離感を持って自分意外と接して対応して、バランスよく、最高のおもてなしをして喜ばれ、それに見合った報酬を得る。それがプロですよね。
ということは、僕たちも「プロ」と呼ばれたければ、この3つのステップを乗り越えて行かなくてはならないという事です。まだまだ1段階もクリアできていない人多いですよね。「プロ」になるしか、今の存在を煌めかせる手段はないですよ。
まずは頑張って今の延長を変えてみてください。
表題写真は我が家に昔から君臨する「はらぺこあおむしトランプ」です。