とっても大切なルールの話「ルールが勝敗を分ける」
昨日はNHKのテレビ番組で将棋のルールを解説していたので見入ってしまった。僕は将棋のルールもよく分からずめちゃめちゃ弱いけど、観戦は大好きだ。こんなボードゲームに人生をかけて戦う人たちが眩しくて羨ましい。そいて美しくもある。
その解説の中で「二歩」「千日手」「打歩詰め」について触れておられた。僕自身「二歩」とかどういう理由でいけないのかな?と疑問に思っていたので、一気に長年のモヤモヤが解決して嬉しかった。
そもそも先手有利後手不利、千日手解消、手順の最小化を目指して作られたルールということであるが、あまりにも美し過ぎることと、システマティックであることに感動した。ルールはこうでなくてはならない。こういうことは仕事でも役立つだろう。
そして、僕たちの周囲を見渡してみよう。
そんな素敵で美しく平等なルールを確認したうえで、僕たちの周囲を見渡してみて欲しい。本当に不平等なルールに満ち溢れている。特に利権が絡むものは凄まじい。国際ルールなどは国の力関係であっという間に捻じ曲げられてしまう。
これにどうやって立ち向かえば良いのだろうか?
基本、こういうルールの基礎は我々ゲームを支える人たちにゆだねられていることが多い。なぜなら参加者が居なければ、ゲーム自体やる必要すらないからだ。だから、ルールを変えなくてはいけない。自分が勝てるルールに変えるのだ。
- 自分でルールを作ってみる。
- それを提案して押し通す。
- 運用して、周囲に評価してもらう。
あまりにも自分勝手なルールでは継続運用が出来なくて破綻する。ここか大事なところなのだ。
「ルールが勝敗を決める」でした。