進化するための「ノート術」~5つの技を教えます~
僕は学生時代に「ノート」のことなど考えたこともなかった。高校時代はただ先生が黒板に書いたことを写すだけ。大学時代は友人の書いたノートを借りてコピーするだけ。「ノート」のことを真剣に考えたのは、40歳を超えてからだった。
昔から本を読むのは好きだったが、40歳に入ってから大量のビジネス書を読むようになった。ビジネス書には、僕が求めていたことが沢山書いてあった。「ノート」に、そのエッセンスをまとめて持ち歩き読み返すようになったのだ。
そうしているうちに、仕事もプライベートも「ノート」にまとめるようになった。特に事前準備は「ノート」に計画を書きながらストーリーやオチなどを推敲する習慣ができた。この頃から、かなり人生が好転したように思う。
ノートで進化するための5つの「ノート術」
僕が大事にしている5つの「ノート術」を教えます。
このネタは文房具朝食会@名古屋の中で数回プレゼンしているので、ご存じの方も多いと思います。自分のおさらいもかねて再度アップさせていただきます。
- 見開きに「1テーマ」
- 余白をたくさん取りながら書く
- 「絵」「図」「記事」のスクラップ
- 自分の感情をたくさん書く
- 会話の中にエッセンスがある
進化するためのノート術①〜見開きに「1テーマ」~
見開きに1テーマと決めてノートを書いて行きましょう。僕たちは見開きの空間の中でしか上手に考えることが出来ないのです。ページをまたぐと途端に効率が悪くなります。思考を滞らせないためにも、この基本を守りましょう。
これは先週の日本経済新聞に掲載された「小説で読みたい、名作SF映画」という特集です。僕はこの記事を切り貼りして組み合わせ、ノートに見開き1ページにまとめました。これ、簡単なんですよ~
進化するためのノート術②〜余白をたくさん取りながら書く~
余白を取りながらノートを書くと、読み返したときに書き込みが出来ます。この「書き込み」こそが新しい自分を作り出すエネルギーです!その書き込みは即実践しなくてはならないこと!絶対に余白を取りながら、後で書けるようにしましょう。
進化するためのノート術③〜「絵」「図」「記事」のスクラップ~
これには検索スピードを上げる作用と、記憶を持続させる作用があります。僕はノートに書いてあることを思いだすときにパッとそのページのイメージを頭に思い浮かべ、ぱらぱらページをめくっていきます。目次を作るより効率的ですよ。
進化するためのノート術④〜自分の感情をたくさん書く
これは想像しただけで恥ずかしいでしょ?ですから、ものすごいインパクトをノートに与えると同時に自分の「学ぼうとする姿勢」に対しても鞭打つ力となるのです。プラスな感情も、マイナスな感情も書きましょう。でも、書いているうちにプラスしかなくなります。
進化するためのノート術⑤〜会話の中にエッセンスがある~
「会話」って、ビジネスシーンの中ではとっても大切なアイテム。でも、ここをちゃ押さえて交渉したり共有できる人は少ないですよね。接続詞に十分注意を払って、しっかりエッセンスを取り出しましょう。
以上が僕のノート術です。いかがでした?良い本も沢山でているので、参考にすると良いと思います。
ご存じ、美崎栄一郎さんの「ノート術」
僕はこの本で目がさめました!