文房具進化論

ビジネス、勉強、自己研鑚に文房具はとっても役にたちます。僕が勉強したこと、覚えたこと、経験したことを中心に書いて行きます!

プレゼンで「伝える」よりも大事な3つのこと

プレゼンで「伝える」よりも大事な3つのこと

プレゼンは「伝える」ためにやっているのに何を言っているの?と思う人も多いでしょうが、「伝える」よりも大事なことがあるんですよ。まず、そこが大前提です。その大事な事は何か考えてみましょう。それは、この3つです。

  1. 相手に時間を浪費したと思わせないこと。
  2. 相手を安心させてあげること。
  3. こちらが堂々とした態度でいること。

1、相手に時間を浪費したと思わせないこと。

最近は特に忙しい人が多いです。偉くなればなるほど分刻みのスケジュールをこなしています。だから偉い人は素早く聞いて、素早く判断して、その場で問題解決まで目途付けして次に行きたいと考えているのです。

そういう人を相手にしていると、「時間通りに始まらない」「定刻に終わらない」「もたもたして要領を得ない」ということが致命的になるのです。このプレゼンが時間の浪費と思われたら決断をしてもらえないのです。

ですから、段取りよく、リハを重ねて、スムーズにプレゼンしましょう。スッキリ・簡単・ストーリーがあるプレゼンが絶対なのです。そのためには、そんな資料を準備しなくてはなりません。準備は怠りないですか?

2、相手を安心させてあげること。

相手の心に「大丈夫かな?」という気持ちが芽生えたり、そもそも不安な気持ちが解消されないようなプレゼンは失敗です。何のためにプレゼンするのかというと・・・説明して決済を仰ぐよりも、安心させてあげることが目的なんです。

プレゼンする側がしっかりした内容で組み立てて説明することによって、「そうか、こいつらがこうやって考えてくれているなら大丈夫だな」と安心してくれないと本当の意味での成功ではありませんよ。

最後の締めの言葉が、「よくわかった、頼むよ」というくらいでないと駄目なんですよね~自分の言いたいことばかり機関銃のように話して、そこの部分が抜け落ちている人・・・よく見ますよね(^^)

3、こちらが堂々とした態度でいること。

僕が入社した頃の上司によく言われました。「自分が納得していない決裁書を持ってくるな!だから、俺から指摘されても満足な回答が出来ないんだ!」全くその通りでした。僕は中途半端な資料を出してよく怒られていました。

この資料は決済してもらって当然なんだ。そんな形まで熟成させた資料にするためには、裏付けが必要です。そして、上司が指摘してくることくらいは予想して解決しておかなくてはなりません。それが出来て初めて自信が出てきます。

堂々とした態度でいられるのは、そのプレゼン資料に自信があるから。そしてそういう資料を準備することがプレゼンする我々の最低のマナーなのです。堂々とした態度で打ち合わせに臨めるように万全を期しましょう。

最後に・・・「伝える」前に、やっておくこと

「伝える」よりも大事な事、わかりましたか?どんな世代でも、どんな立場でも、どんなプレゼンでも、このことは共通して言えることだと考えてます。いかがでしょうか?みなさん、一度考えてみてくださいね~

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