文房具進化論

ビジネス、勉強、自己研鑚に文房具はとっても役にたちます。僕が勉強したこと、覚えたこと、経験したことを中心に書いて行きます!

「至誠」という考え方

「至誠」という考え方を学ぶ

 

至誠の人吉田松陰 (まほろばシリーズ)

「至誠」って、いったい何?

みなさん、「至誠」って知ってますか?僕は知りませんでした。しかしながら、この考え方は生き方全てに通底するところがありまして、僕自身びっくりしています。今までの色々なパーツが集約されたような気分です。

僕自身、おかざき文具博の記念講演をさせていただいたときに「文房具で成功する方法」のプレゼンパーツで”物事を人のせいにしてはいけない”と結論付けました。ここも「至誠」の思想に通じているのです。

実は先週、会社の役員講話で「至誠」の話を聴くことが出来たのを発端としているのです。僕はとても感動しました。この感動が冷めないうちにしっかり復習してブログに記録しておきたいのです。

吉田松陰の言葉だとされてます。

八重の桜で出た松陰先生の名言「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり。」どんな状況でも自分の信念を曲げず、真っ直ぐ誠実に行動した松陰先生の性格が伺い知れる言葉。

こちらがこの上もない誠の心を尽くしても、感動しなかったという人にはいまだあったためしがない。誠を尽くせば、人は必ず心動かされるということ。結果が良くないのは自分の人を動かそうという心がまだ足りないのだという意味。

実はどの世界でもトップクラスに立っている人は、この思想で動いているんです。上手くいかないのは自分の未熟さ故なのだ。そんな風に反省しているのです。「あいつがやらないからだ!」なんて考えないんですよね。びっくりです。

浜口隆則「戦わない経営」にも学ぶこと

 

戦わない経営

 

浜口隆則さんの「戦わない経営」の中に、”雪が降っても自分の責任”という一節があります。僕は最初読んだときに「雪が降るのは自然現象なのに自分の責任だなんて思える訳がない!」と一体何を言っているんだろうかと頭に来ました。

けれど、この本を読んでから数年経過した今、やっと理解できるようになりました。この理解できるということが「至誠」を理解できると共通していることかも知れませんね。ちょっと落ち着いて考えたらわかることなんです。

自分と未来は変えられる。過去と他人は変えられない。僕は嫁さんと何時間も話し合ってこの結論を得て、自分たちのやることを決めました。「至誠」という考え方は我々の行きつくところなんだと思います。ぜひ、考えてみてくださいね。